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2019.10.04

フッ素イオン導入法とは?

皆様、こんにちは。
10月になり幾分残暑も和らぎ、しのぎ良い日が続いております。
今回はアートセンター歯科で行っている「フッ素イオン導入」についてお話したいと思います。
フッ素=虫歯予防というのはご存じだとは思います。
フッ素の効果は次の通りです。
①再石灰化の促進
エナメル質が再び結晶化するのを促進する効果があります。
②歯質の強化
フッ素を取り込み、安定した結晶となり、酸に溶けにくい強い結晶になります。
③細菌繁殖抑制効果
歯垢が作られるのを抑制し、虫歯菌を弱らせます。
虫歯菌が出す酸を抑えることによって、虫歯になりにくくなります。
「フッ素イオン導入」はフッ素をイオン化し、より歯質に取り込まれやすい形にするので、
一般的に行われるフッ素塗布より、より高い予防効果が得られます。

また、通常のフッ素塗布は一定時間フッ素を口腔内に滞在させることが必要のため、
フッ素塗布後30分は飲食できませんが、「フッ素イオン導入」はすぐに飲食が可能です。
「お口の中に長時間フッ素があるのは身体への影響が心配」と思われていた方にもお勧めです。
またフッ素と他の薬剤を組み合わせてムシ歯予防する3DSなどの方法もあります。
気になる方はご相談ください。

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