- 装着感が高く、しっかり噛める
低侵襲の入れ歯 - 当院の入れ歯治療のコンセプト
- 部分入れ歯の種類
- 総入れ歯の種類
- 入れ歯製作の流れ
- 入れ歯(義歯)の費用一覧
- 入れ歯にお困りになられたら
無料相談をご利用ください
装着感が高く、しっかり噛める
低侵襲の入れ歯
欠損補綴治療として、インプラントやブリッジと比較される入れ歯ですが、入れ歯は外科治療を必要としないため、低侵襲な治療であることが特徴です。
当院が感得る入れ歯治療で最も大切だと考えていることは、「装着感が高く、しっかり噛める入れ歯の製作」です。
当院では入れ歯を意識せずに会話や食事を楽しめるように、様々な種類の入れ歯の中から、患者様に最適な入れ歯を選択し、より良い生活のサポートをしていきたいと思っています。
当院の入れ歯
治療のコンセプト
Concept1 他の治療と
比較検討した上での
意思決定
入れ歯は低侵襲で優れた欠損歯治療の一つではありますが、患者様の口腔内の状態や欠損した歯の本数によってインプラントなどの他の治療と比較検討はしっかりするべきだと考えています。
患者様にとって一番ベストな治療が入れ歯であるかを十分に考え、ご本人と話し合いを重ねた上で治療方針を決定していくようにしています。
Concept2 噛み合わせを考慮した入れ歯製作
例え1本の欠損であっても噛み合わせは崩れてしまいます。 噛み合わせを考慮した入れ歯にすることで、お口全体の咬合力をバランスが整い、他の歯や顎関節への負担を軽減させることに繋がります。 また、噛み合わせを整えることで高い咬合力を得ることができるため、咀嚼が必要な食べ物でも楽しんでいただくことができます。
Concept3 長期的な問題を考慮した入れ歯の選択
特に部分入れ歯に関しては、健康な歯を土台とする入れ歯があるため、長期的な歯の保存を検討した際に、適さない入れ歯がある事も事実です。
ノンクラスプ(バネのない)入れ歯や金属床、インプラントを併用したインプラントオーバーデンチャー(ロケーター義歯)など様々な入れ歯種類がありますが、患者さんの経済状況とご要望の中から最適な入れ歯を選択し、長期的な問題を考慮して治療を進めていきます。
部分入れ歯の種類
ノンクラスプデンチャー
ノンクラスプデンチャーの特徴
ノンクラスプデンチャーは金属のバネを使用しない部分入れ歯で、審美性に優れています。
金属を使用しないため、金属アレルギーの方にも安心して使用していただける入れ歯です。
材質はポリカーボネートで、薄くて修理がしやすいことが特徴です。
ノンクラスプデンチャーのメリット
- 金属を使用しないため、金属アレルギーの方にも対応
- 金属を使用しないため、審美性に優れている
- 薄く仕上がるため、装着感に優れる
- 修理がしやすい
ノンクラスプデンチャーのデメリット
- 咬合に支障はないが、たわんでしまう
- たわむことで健康な歯に負担をかけてしまう
- 金属床などに比べると、汚れが付着しやすい
- 長期間の使用には適さない場合がある
金属床部分義歯
コバルトクロム金属床(部分義歯)の特徴
金属床部分義歯は、
- 薄い
- 強度が高い
- 装着時の違和感が少ない
- 熱伝導に優れているため、食事を楽しめる
このような特徴があります。
口腔内の機能回復を検討する場合は、この金属床部分義歯が第一選択になります。
一方で、金属を使用するので、入れ歯を装着する場所によっては金属が見えてしまうことがあります。
しかし、気にならない程度ですので、総合的に考えると素晴らしい入れ歯であることには変わりありません。
コバルトクロム金属床(部分義歯)のメリット
- 薄いので、装着感に優れている
- 強度が強いため、壊れにくい
- 熱伝導が優れているので、食事を楽しめる
- 違和感が少ない
コバルトクロム金属床(部分義歯)のデメリット
- 装着場所によっては金属が見えてしまう
- 金属の部分をやりかえる時に厚みが増える可能性がある
- 金属アレルギーの方には適さない
ビームバーデンチャー
ビームバーデンチャーの特徴
ビームバーデンチャーはあまり聞いたことのない部分入れ歯だと思いますが、白金加金を口蓋ヒダの谷部に設置することで、発音や舌感が良い入れ歯になります。
ビームバーデンチャーのメリット
- 発音を妨げない
- プレートを使用しないため、舌感が良い
- 食事の温度を感じ、楽しむことができる
- 装着時の違和感が少ない
ビームバーデンチャーのデメリット
- 白金加金であるが、金属を使用するため適さない方がいる
- 場所によっては金属の部分が見えてしまう可能性がある
インプラントを併用した部分義歯
(ロケーター義歯)
インプラントを併用した部分義歯の特徴
ロケーターインプラントを使用することで入れ歯を固定できるため、他の健康な歯に負担をかけず、咀嚼力が向上するため快適に食事が可能になります。
入れ歯が動かないので違和感が少なく、高い装着感が得られることも特徴の一つです。
インプラントを併用した部分義歯の
メリット
- インプラントで固定されるため、入れ歯が動かない
- 他の歯に負担をかけないため、健康な歯を守れる
- 装着感が高く、違和感がとても少ない
- 審美性の高い義歯を作成すれば、見た目も良い
- 咀嚼が必要な食べ物もしっかり噛めて楽しめる
- インプラントの本数を最小限に抑えることができる
- 今入っている入れ歯を利用することもできる
- 入れ歯を取り外せるため、衛生的
インプラントを併用した部分義歯の
デメリット
- インプラントを埋入するため外科治療が必要である
- 着脱が面倒な方には適さない
- 費用が他の部分義歯に比べて高い
総入れ歯の種類
金属床義歯(総入れ歯)
金属床義歯の特徴
金属床義歯は強度の高さ、床の薄さによって熱伝導が良く、食事の温度を感じながらしっかり咀嚼できる総入れ歯です。
また、金属床義歯は特定療養費制度の対象になっているため、自由診療でありながらも総額の一部負担で作製できることから、選ばれることが多い総入れ歯です。
金属床義歯のメリット
- 金属を使用するため強度が高い
- 床を薄くすることができるので、装着感が高い
- 熱伝導が良いため、食事の温度を感じながら楽しめる
- 調整しやすいため、適合性の高い総入れ歯が製作できる
- 床の金属を選択できる(コバルトクロム・チタン・白金加金)
金属床義歯のデメリット
- 金属のため壊れると修理が困難
- 金属床の裏打ちをやりかえる時に厚みが増すことがある
- 金属アレルギーをお持ちの方には適さない場合がある
インプラントオーバーデンチャー
インプラントオーバーデンチャーの特徴
インプラントオーバーデンチャーはインプラントに総入れ歯を固定するこで、総入れ歯特有の違和感・ハズレやすさ・装着時の痛みなどがなく、「しっかりと噛める」ということが特徴です。
インプラントの本数は2〜4本と最小限に抑えることができるため、低侵襲な入れ歯治療です。入れ歯が合わない・外れる・痛い・嘔吐反射があるという方におすすめしたい入れ歯治療です。
インプラントオーバーデンチャーの
固定方式
- ボールタイプの固定法
インプラントの頭の部分がボール状になっており、このボールが入れ歯を固定するボタンのようになっています。入れ歯の裏側に設置した金具でパチっと入れ歯を固定します。
- バータイプの固定法
鉄棒をイメージしていただけると分かりやすいのですが、インプラント頭同士をバーで繋ぎ合わせ、入れ歯側に設置したクリップでバーを挟み込むようにして入れ歯を固定します。
- マグネットの固定法
マグネットデンチャーと呼ばれたりもしますが、インプラントの頭の部分が磁石になっており、義歯の裏側に設置した磁石とくっつける形で固定します。
インプラントオーバーデンチャーの
メリット
- インプラントで固定するため、入れ歯をしっかり支えられる
- 入れ歯がしっかり支えられるので噛む力が強くなる
- インプラントで固定されるため粘膜への負担が少なくなり、歯槽骨の吸収が抑えられる。(歯を支える骨が溶かされにくくなる)
- 入れ歯の修理をすれば長期間使用できる
- 取り外しが可能なので清掃性が高い
- インプラントで固定されるため、外れたりズレたりしない
インプラントオーバーデンチャーの
デメリット
- 外科治療が必要になる
- 噛む力が大きくなるため、入れ歯の製作に工夫が必要
入れ歯製作の流れ
1口腔内の検査
口腔内の検査を汲まなく行います。
部分義歯であっても総義歯であっても、口腔内の精密検査は必ず行います。
口腔内のリスク、骨の状態などあらゆる角度からお口の資料取りを行います。
当院では初診時に必ず口腔内検査を受けていただいています。
詳しくは初診の流れをご覧ください。
2虫歯治療及び歯周治療
検査の結果、虫歯及び歯周病が発見された場合には、治療を優先的に行います。
お口の中を良好な状態にしてからではないと、病気の進行を許すばかりか、精密な入れ歯製作ができません。
治療が完了した段階で次の工程へ進みます。
3印象採得・咬合分析
印象採得と言ってお口の中の型取りを行います。
印象採得したものは石膏模型にし、咬合分析(噛み合わせの決定)を行います。
4入れ歯の製作
当院では義歯専門の技工所にて作製を行います。
精密な入れ歯を制作するために歯科技工士とのコミュニケーションを密にとり、精巧な入れ歯の製作を行います。
5入れ歯の完成及び調整
入れ歯が完成したら実際に入れ歯を装着していきます。
その時、噛み合わせの高さや装着感を患者様と一緒に確認し、調整を行って問題がなければ完了となります。
完成後は定期メンテナンスに移行し、口腔内を清潔に保ちながら入れ歯の調整を行い、長く使用していただけるようにチェックをしていきます。
入れ歯(義歯)の費用一覧
入れ歯(義歯)
金属床ゴールド | PD:990,000円 FD:1,210,000円 |
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金属床チタン | PD:605,000円 FD:660,000円 |
コバルトクロム | PD:495,000円 FD:550,000円 |
ノンクラスプデンチャー
1~3歯 | 176,000円 |
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4~6歯 | 198,000円 |
7~13歯 (総義歯) |
220,000円 (264,000円) |
修理(1~2年) | 44,000円 |
調整料 | 8,800円 |
チタンスクラブ即時義歯
1~3歯 | 88,000円 |
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インプラントオーバーデンチャー
ジルコニアインプラント | 418,000円 |
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チタンインプラント | 308,000円 |
ミニインプラント | 198,000円 |
o-リング
ハウジング交換 | 88,000円 |
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リング交換 | 8,800円 |
ロケーター
ハウジング交換 | 88,000円 |
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キャップ交換 | 8,800円 |
※税込み価格です。
入れ歯にお困りになられたら
無料相談をご利用ください
当院では入れ歯での治療をご希望の方に対して、無料相談を行っております。
患者様のご要望をお伺いしながら、様々な入れ歯の種類やその特徴、メリットデメリットを含めてご説明を致します。入れ歯以外の治療法と比較検討しながら、当院で治療するかをお決めいただけますので、お気兼ねなくご相談ください。